文化情報紙「くりくり」 (2004/2/1 日曜日 特集連載 毎日新聞社刊)
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くりサポ道場隊の たのもう!! 橋本 英子 隊員 |
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手 品 | ||
| 演じる人も見る人も「不思議」な夢に感動 古代文明にすでに 日常生活に刺激! 手品適性表 |
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| 今回の「たのもう!」は「手品」の体験取材に行ってきました。「マジックはみんなの夢をかなえるもの」だと教えてくれたマジシャンの北見マキ先生は、浅草や新宿の演芸場で舞台公演を行ったり、いろいろなテレビ番組の舞台裏で、数々の芸能人にマジック指導なども手がける手品界の第一人者だ。挑戦したのは橋本英子隊員。不思議を起こすことが出来るかな? |
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演じる人も見る人も「不思議」な夢に感動
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| 「まずは、お見せしましょう」。先生はどこにでもある、ただのティッシューを1枚手に取り、丸めたかと思うとティッシューが……。「オォーッ!」と思わず声を出してしまったくらいの不思議≠ェ起きた。(ティッシューが消えたのだ!) 「では、一緒にやってみましょう」と先生。興奮状態のままティッシューを使う手品に挑戦する。先生と同じようにやっているはずなのに、私には「不思議」が起こらない。タネも仕掛けもわからない。そして先生にタネを教えて頂き、やっと納得したところで、もう一度挑戦。動きが不自然でスムーズではないけれど、ようやくできた! 他にロープ、カード、ハンカチ、コインを使う基礎的な手品を習った。今回教えて頂いた手品は「クロース・アップ・マジック」(少人数の目の前で演じるもの)で、大がかりな道具を使わず、身近にあるものを使えるので手軽にできる。 |
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古代文明にすでに
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| 手品の元となった奇術は4大文明発祥の地で生まれた。エジプトには奇術をしている姿が描かれた紀元前2500年ごろの壁画が残っているそうだ。さらに描かれている奇術は現在でも演じられているという。 手品と聞くと西洋的なイメージが強かったが日本にも中国から入ってきた「手妻」という日本古来の奇術が奈良時代からあったそうだ。 今回私が手品に挑戦した理由は、旅先で言葉が通じなくても人を楽しませることができるかもと考えたからだ。しかし仕掛けやコツが分かり、人を楽しませるだけではなく、演じる側がこんなに面白いとは思わなかった。 一つの手品を覚えると道具の選択、組み合わせ、話術などの工夫次第でたくさんのバリエーションが広がり、自分の手品をつくっていくことができる。ちなみに先生は5000種類の手品が出来るという。 手品は現実的に考え過ぎず、どこかに人間の願望、夢を含ませる。そうすることで見ている人は「うれしい、楽しい」気持ちになる。だから手品を見る時に大切なことは「タネを見破ろう」とか「だまされた」と思わず、「素直に驚き、不思議に思い、楽しむこと」。 そして演じる側にも大切なことがある。それはどんなに慣れてきてもいつでも慎重に演じなければならないということ。なぜなら、その慎重さは見ている人に緊張感を与え、そうすることにより、一層のめり込んで見てくれるからだ。 手品師の3原則は「@タネを明かさないA前もってストーリーを話さないB同じ人に同じ芸を見せない」というもの。 |
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日常生活に刺激!
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| 手品の「不思議」は見る人にも演じる人にも、繰り返される日常生活の中で鈍くなった感情に刺激を与え、楽しませてくれるものだ。今回覚えた手品で人を驚かせたり、楽しませたりするのを考えただけでもワクワクしている。 さて、まずは誰を驚かせようかな。 |
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<手品適性表>
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聞き手と写真・くりくり編集部:守江 賢二 |
| 2004/2/1 日曜日 毎日新聞・文化情報紙weekly「くりくり」掲載. |